「コントラストの原理」とは、
人間はある判断をするとき、必ず何かと比較するという心理を利用して最初に提案したものよりもそのあとに提案したものが魅力的に見えるように提案をすることを言います。
コントラストの原理とは-意味 | WEBマーケティング用語集
とのことで、この原理は主にデザインや芸術、引いてはビジネスやマーケティングなど、ありとあらゆる場面に取り入れられているそうで、
例えば、定番色の服を買ってもらう為には、定番色だけを並べてもあまり買ってもらえないので、たくさんの色を用意して、定番色を買う決断を促す。 あるいは、2,980円という価格帯を安いと思わせる為に、5,000円の商品も同時に見せたり等、
コントラストをきかせた提案をすることで、お客が悩まずに決断し、決断結果に満足しやすくなると言います。
そして、その「コントラストの原理」とは、
実は、支配者層が大衆をコントロールする術としても、用いられていました。
よく政治家の中には、あまりにも低レベルな発言をして世間の注目を集め、そういう記事に対して「これはひどい」「もう政治家を引退しろ」「キングオブ老害」
といった批判が殺到していることを、定期的に目にすることがあります。
ですが、仮にも長年政治の世界に身を置いてきた人間が、一般庶民でも普通に分かるようなことを、分からないと言うのです。
果たしてそんなことがありますでしょうか?
実はこれによって、彼らが得れらるメリットが確かに存在しており、
それは「老害が、老害に見えなくなる」というものでした。
例えば、岸田総理の国民からの評価がマイナス7,000だとすると、岸田総理より酷い政治家がいなければ、岸田総理だけに批判が殺到し、「さっさとやめろ」という声は永遠にやまないでしょう。
しかしそこに、一般庶民さえ普通に分かるようなことを分からない、マイナス10,000の政治家が現れると、こちらにはもっと批判が殺到し、岸田総理への批判がかなり分散されます。
そして不思議なことに、マイナス7,000の岸田総理が「まだマシに見える」という現象まで発生するのです。
つまり、「コントラストの原理」を逆用して、
本来、国民から即「政治家失格」の烙印を押されるような人物でも、さらにもっと酷い政治家「キングオブ老害」を立てることによって、
「なんだ。あの政治家はまだマシなんじゃないか」と思わせ、国民を納得させていた。という訳だったのです。
イルミナティ政治の本質は、「我々の真意を悟られないよう、これだけ酷いものを、国民にどう納得させるか」というところにあるように思います。
・ 国民の政治家に対する期待のハードルを、下げに下げて、限界まで下げる。
・ 「政府は無能」というミスリードをし、意図的にそれを実行している という事実を隠す
あるいは、「それよりもさらに酷いもの」を用意して、それよりちょっとマシなものを落としどころとして、国民を納得させる。
彼らは馬鹿を装いながら、その実は計算ずくで、それによって利得を上げたり、ちゃっかり国民をコントロールしたりしている、
ということが随所に見られます。
どうかこのような狡猾な政治家達が一掃され、
国民にとって真に有益をもたらす人々が世の中を統治し、誰もが幸福に生きられる世界が訪れますことを、心よりお祈りいたします。