私はシステムの運用管理という仕事をしていた時がありました。やることというのは主に「コンピューターの操作」でした。
多少覚えることはあっても、基本的に「手順書」が用意されているので、コンピューターに詳しい人でなくとも出来るような仕事でした。
ただ「操作ミスをしてはいけない」ということで、基本的に作業は「2人1組」で、間違いが起きないように、2人でチェックをしながら行う決まりがありました。
しかし実際には、たまにミスが起きてしまいます。ミスが起きると、再発防止対策やミーティング等が始まり、ミスの重さによっては上の偉い人が出てくる時もありました。
現場では、「その業務に関する知識が豊富な人」「その作業を早く終わらせることができる人」が重宝されていました。
しかし私はある時気付きました。「そうか、この仕事は、ミスを出さなければいいのだ」と。
私はむしろ知識は乏しく作業も遅い方だった為、現場ではあまり重宝されていませんでした。
しかし、「何故ミスが出てしまうのか」「ミスをしない為にはどうすればいいのか」という部分だけは人一倍考え、気を配り、その甲斐もあってか、その仕事におけるミスをしない極意のようなものを自分なりに編み出し、大きなミスだけは出しませんでした。
ある時、現場内で大きなミスが目立ち始めようになると、私のような人間が重宝されるようになりました。
「あいつ作業は遅いけど、ミスは出さないんだよな」と。先輩の人からも、私と作業すると安心だと言ってもらえるくらいに、信頼されるようになりました。
仕事においても生活上においても、ミスは付きものであり、「ミスを出さない」ということは本当に重要なことであると思います。
ミスが多いとロスが多い。そして信用問題にも繋がる。
ミスをするということは、単に自分だけがマイナスを被るのみならず、多くのケースではどこかに迷惑も掛けてしまうことになります。
おそらくこれまで世界中で数えきれない程のミスが生まれ、ミスをした人はその度に落ち込んだり怒られたり、ミスを出された人は迷惑をし時には被害を受け、ということが繰り返されてきました。職種や企業によっては、ヒューマンエラーに対する教育や研修をしているようなところもあります。
このように、世の中には多くのミスが溢れていますが、例えばそのミスの5割が無くなったとしたらどうでしょうか?
それだけ世界から、負の感情やロスが消え、より幸福な社会が実現するということになります。
世の中からミスが5割消えるだけでも、世界はそれだけ良くなるのに、
ましてや人間の悪い感情、考え、価値観、弱点を無くしていけば、世界はどれほど幸福になりますでしょうか?
神様は今この世界を、そのような世界に、作り変えようとされています。
神様を信じて生きている人は、聖書で罪(人間の悪い感情や弱点)とされていること、全てを無くそうとして生きている人達であり、「真に清い人が集まってこそ、そこが天国になるのだ」と、御言葉の方で教えられています。
御言葉に従っている人は、慎重さや集中力に欠けている等、自分の弱点を直そうと努力する為、それだけミスも世の中から消えていくことになります。
私自身も御言葉を実践し、せっかくこの世に生まれてきた1度きりの人生を、神様が理想とする世界の実現の為に使いたいと思っています。
どうかそのような志を持たれた方がRAPTブログ有料記事へと導かれ、共に地上天国を作り上げて行くことができますことを、心よりお祈りいたします。