世の中には、バカを装いながら、自分の悪なるやりたい事を行い
自分のことをバカにしてくる人達を、「こいつら何も分かってない」等と思い、内心ではマウントを取っている人達がいることを
私は知っています。
いつの日か、この構造に気付いた時に、
「彼らは馬鹿じゃないんだ。狙ってやっているんだ。悪賢いんだ」と、
彼らは頭がいいのだと、ある意味「謙虚に」認めました。
そしてその上で、彼らのやっていることは「嫌だな」と思っていたので、
そんな彼らのいいようにはさせたくない、彼らの真意を見抜こうという気持ちが、常にどこかにありながら、私はこれまでの人生を生きてきました。
しかし社会的には、バカだなと思う人がいたら、バカだ無能だと、そのまま評価している傾向があります。
例えばテレビのおバカタレントと呼ばれている人達を、彼らが本当にバカだと思って見ている方も、一定数いらっしゃいます。
しかし彼らはバカなのではなく、放送作家や、あるいはタレント自らも考えて、バカを装いながら狙って笑いを取っているというのが、本当の姿です。
つまり、自分より下の人間がやっていると思っている。
自らの「高慢さ」故に、真実が見えていない訳です。
これと同じように、自分より下の人間がやっていると思い、それ故、真実が見えていないという、忌々しき重大なジャンルがあります。
それが「政治」です。
本当に彼らが、あそこまで無能だと思いますでしょうか?
彼らからしてみたら、国民が政治家は無能だと思ってくれているので「助かっている」訳です。
何故ならそれによって、自分達がやりたいことを、真意を悟られずに、かなり進めることが出来ているからです。
人々が真実に目覚めないのは、「政府は無能」という洗脳が上手くいっているから
もし仮に、政治家は優秀だと世間から思われていたとしたら、
今の政治を見て「何でこんなことをやっているんだ?」と、誰もがおかしいと思い、日本を侵略しているという真実に、あっさり気付かれてしまう危険性が非常に高い。
なので変な話、
国会で居眠りとか、コピペ原稿棒読みとか、タレント議員の採用とか、
ああいったものさえ "パフォーマンス" である可能性もあります。「政治家は無能なんですよ」と思ってもらい、政治家に対する期待値のハードルをどこまでも下げ、自分達がやりたいことを成す為の。
彼らがどこまで狙ってやっているのか、考えてやっているのか、は分かりませんが、
いずれにしても、それが目くらましになっている。という事実には、変わりありません。
こちらに関しましても、「彼らはもっと頭は良いはずだよね」と、謙虚になった時に、真実が見えてくる訳です。
つまり「高慢さ」こそが、どこまでも自分の目を曇らせ、
「謙虚さ」こそが、真実を引き寄せている
という訳なのです。
聖書にも、このような聖句があります。
ルカによる福音書:14章11節
だれでも高ぶる者は低くされ、へりくだる者は高められる。
悪人の表面を見てバカにしている人は、悪人から何も分かっていないと下に見られて低められ、
その一方で悪人も、謙虚に考える人からはその真意を見抜かれて低められる
まさに、こちらの聖句の通りに、なっているのです!
この「高慢さ」という性質は、本当に恐ろしいほどに、人間の目を曇らせているのです。
どうか全ての方が、本当の意味で謙虚さを持ち、この世界から「真実」を引き寄せて生きられますことを、心よりお祈りいたします。