御言葉(朝の祈り会)内では「どういうことをしなさい」ということも、定期的に伝えられています。
その中の1つとして、「新しいことを始めなさい」という御言葉がありました。
その当時私は「RAPT理論を初心者からでも分かるように、1から体系立てて教えてくれるチャンネルがあればいいのに」と思っていました。
しかし「それを誰もやっていない」というのは、逆に考えるとチャンスであり、なら、私がやろうか…!?思ったのです。
しかしそれには、大きな問題もありました。まず私には、お金がありませんでした。
御言葉に出会う前に、ある程度借金の返済はできたとはいえ、まだ消費者金融の借金が数社残っている。マイナスからのスタートでした。
その時の貯蓄では、数ヶ月後生活していけるかも分からない状態でした。だから自営業の手を抜く訳にはいかない。YouTubeで動画を作っている時間もないし、そもそもまともな動画を作れる技術も持っていませんでした。
それだったら、誰か他の人がやってくれればいいのに、と思いました。
そもそも私なんかより、前からTwitterで情報拡散している人の方が、RAPT理論によっぽど詳しいし、適任だろう、と。
しかし、こうも思いました。
私はこの時点で、RAPT理論はコロナ禍によって絶対的に広まっていくという確信はありました。だから今この時にYouTubeでたくさん動画を作っていれば、年末頃には何百万再生とかされて、爆発的な広告収入が期待できるのではないか?
であるならば、この時点で、例えば親に「○○万円貸してくれ」と頭を下げてでも、YouTubeをやった方が賢いんじゃないか?と。
そこに気づいた時に、ここでやらなかったら後悔する気がしました。
あとは、動画作成の方ですが、
車の運転などと同じように、これだけ多くの人が、YouTubeに動画をアップしているんだ。自分も、死ぬ気で覚えればなんとかなるはずだ!と思い、動画を作って行こうと決断をしました。
確かに、私はお金で苦労していて、お金を稼ぎたいという理由も大きかったです。しかし「伝えたい」という想いが始まりであり、そしてそれが根底にあります。
結局私は、YouTubeを始めても、結果としてお金に困ることなく、動画を作成し続けることが出来ました!
いざとなったら、親に頭下げてお金を借りてでもやろうと思っていたのですが、コロナ禍によってネットでの買い物の需要が高まり、私の自営業もそれによって売上が上がり、思いの外、お金に困ることが無かったのです!
そして動画作成の方も、PowerDirectorというシェア率No.1のソフトにしたことによって、分からない個所があっても、大抵のことは誰かが解決法を発信してくれていたので、動画編集の知識が無かった私でも動画を作ることができました。
動画作りを通して、自分のダメなところ、足りないところが見えたことにより、そういった点を改善していけたこと。そして、伝え方に関して悟ったこともたくさんあり、YouTubeチャンネルを始める前の自分と比べ、明らかに成長していることを実感しています。
今にして思えば、本当にあの時「新しいこと」を始めておいて良かったと思いました!